クリスマスイブにサンタクロースにプレゼントをしたい女の子がいました。毎年クリスマスイブにプレゼントを持って来てくれるサンタクロースに是非ともプレゼントをあげたいと思っている女の子がいました。
それでお母さんに相談したら、サンタさんはジンジャークッキーとホットミルクが好きだと教えて貰ったので、お母さんと一緒にジンジャークッキーを作ってサンタさんにプレゼントをすることにしました。
いよいよクリスマスイブになりました。その女の子は朝早く起きてお母さんと一緒にジンジャークッキーを作る為に、小麦粉に玉子を入れて、少しミルクを入れて最後にジンジャー「日本ではショウガ」すって少し鼻にツ~ンときましたが搾り汁を入れてこねます。
固めなので女の子には力が必要です。少し汗ばむくらいになって、やっとお母さんがそれくらいでいいよーと言ってくれました。
それを大きく伸ばしたきじに、ツリーや木の葉っぱ、スノーマンの形で切り抜きました。いよいよ、焼きに入ります。お母さんがオーブンにそれらを入れて焼き上がりを待ちました。
プ~ンといいにおいが漂ってきます。まもなくジンジャークッキーがやきあがります。そしてついにジンジャークッキーが焼き上がりオーブンから出しました。
そして、一つ味見をしました。甘くそのあとにジンジャーの香りがしてとても美味しくできました。
このジンジャークッキーでサンタさんは喜んでくれると女の子は思いました。そしてそのジンジャークッキーをラッピングして、サンタさんにお手紙を書きました。
「いつもプレゼントを持って来てくれてありがとうございます。今度は私からサンタさんにプレゼントを用意したので、持って帰ってください。」
女の子は何時サンタさんが来るのかと思いながら、ベットに入りました。そして夢を見ました。
サンタさんが来てプレゼントを持って来てくれて、そして女の子の用意したジンジャークッキーをと手紙を見て、そしてジンジャークッキーを一つ食べました。
美味しそうに喜んで食べました。そして女の子に言いました。美味しいジンジャークッキーをありがとうと、ニッコリ笑って言ってくれました。
そしてクリスマスの朝が来て夢から目が覚めました。枕もとの靴下にはプレゼントが入っていました。そしてその中にクリスマスカードが入っていて、美味しいジンジャークッキーありがとうと書いてあります。
「サンタさんが来て、プレゼントを置いてくれて、そして女の子の用意したジンジャークッキーを喜んで持って帰ってくれました。
その女の子は二重の喜びでクリスマスを迎えました。
心温まる本当の素敵な実話です。
山中湖にサンタクロースミュージアムをオープンしていた時の本当に有った話です。その女の子は関西方面から来ました。
車の駐車場から先ずお父さんが降りて来て、入場券を買ってその女の子を迎えに行きます。すると6~7歳くらいの女の子は車椅子に乗ってお父さんが車椅子を押してきました。
ミュージアムにはバリアフリーになっていないので3段の階段を車椅子と女の子を担いで入館しました。そのあとに弟さんとお母さんが後につずいて来ました。
入館してミュージアムの方に車椅子を押して先にお父さんがミュージアムの中にいきました。つずいてお母さんがミュージアムに入る寸前に言いました。
実はこのサンタクロースミュージアムに来ることを内緒で来ました。何故ならその女の子はサンタクロースを信じて、大好きな人なので娘さんをビックリさせたいのでと言っていました。ここについた途端すごく喜んだと言ってくれました。
ミュージアムを見て、しばらくして私のいるカウンターにきてニコニコして話してくれました。そして女の子は私に自分の思いをサンタさんに伝えて欲しいと話ます。
「私ねサンタさんが大好きでいつも思っているのはサンタさんが忙しいのでサンタさんのプレゼントくばるお手伝いをしたいの!私は今足が悪いので車椅子に乗っていますが、しっかりとリハビリをして、私の様に体が悪い人や、病気の人にクリスマスプレゼントをくばるお手伝いをしたいの」と言って可愛い目が輝いていました。
ご両親は娘さんを喜ばしたいと、内緒でサンタクロースミュージアムにきて、娘さんもサンタクロースを信じてお手伝いをしたいと言っているこの家族には本当に感動しました。
そして、最後にもう一つ、その女の子に5歳くらいの弟がいてその男のが、お母さんがグッツを買った時です。
ミュージアムショップにカウンターがありレジの横に、恵まれない子供の為にと書いてある小さな募金箱が置いてありますが、その男の子がお母さん!この募金箱にお金を入れてと言ってくれました。お母さんはおつりの中から募金してくれました。
いつも足のふじゅうなお姉さんを見ているので人の痛みがわかるのでしょ!まだ5歳くらいでしたのにほんとにいい子に育っていると感心しました。
この様な家族に出逢える事が、本当に嬉しくこの仕事をして良かったと思う事が割と多いですね!
もう一つ、本当に有った、サンタさんにプレゼントをした女の子
もう一つ、やはり5歳の女の子がおかあさんといっしょに入館してきました。するとその女の子は手に自分で摘んだと思われる、小さな花を持っていました。
お母さんはなにか、ハニカミながら私に言いました。道端に咲いてる野の花ですが、娘さんがこの摘んだ花をサンタさんにあげて欲しいとと言いました。
私は嬉しくなり、ありがとう!サンタさんに伝えるね。きっとサンタさんも喜ぶよと言って、その花を受け取りました。
この様にサンタクロースを信じて育ってる子供達は、みんないい子に育っていると思います。
それはやはり、両親が子供をその様な信じる事を大切に思っている事がわかります。
世の流れで、スマホ、ゲームと子供達はドンドン、想像力を失っています。勿論ネットの発達は今まで想像できなかった事をやれるようになりますが、失うものも多く有ります。
目に見えないものを「心、愛、希望、思いやりの心」を大切にすることを、自分から実践することが必要ですね!
サンタさんにプレゼント、お手伝いをしたい子供達の心を大きく育つように大人達で見守りましょ!