クリスマスの時にポインセチアを飾ります。この風習はどこからきたのでしょうか?
昔、綺麗な森がある村がありました。その村に優しいお母さんと心優しい少年が住んでいました。
お父さんは少年が赤ちゃんの時病気で亡くなりましたが、貧しいながらお母さんの愛情溢れる生活で親孝行な少年に育っていきました。
クリスマスシーズンになった時、ちょうど村の牧師さんの誕生日が近ずいて来ました。村の少年達は牧師さんに誕生日プレゼントをしょうと思いみんなで相談して各自家に帰っていきました。
各々の家に帰った少年達はお父さん、お母さんに牧師さんの誕生日プレゼントの事相談しました。
しかし、心優しい少年はお母さんに相談できませんでした。何故ならお母さんは毎日一生懸命に働いていますが、貧しかったのでそれを見ている少年はお母さんに対してこれ以上要求は出来ません。
それで思いついて森に行って野に咲いている花でも摘んでプレゼントをしょうと思い探しに行きましたが、冬なので花は見つかりませんでした。
そこで、仕方がないので綺麗な葉っぱが咲いていたので、それを積んでプレゼントにする事にしました。
しかし、花のない葉っぱを持って行きましたが、それを見て他の少年たちが言いました。「そんな花の無い葉っぱをもらっても牧師さんは喜ばないよ!」と言われて悲しくなり、教会行き、祈りました。
「神様‼僕は誰よりも負けないで牧師さんを慕っています。牧師さんの言う事も聞いて頑張っていますが、僕の家は貧しいのでプレゼントをこの葉っぱしか用意できませんでした。どうすればいいですか?」
少年は神様に必死になって祈りました・・・
すると、なんと天使が現れました。そしてその天使が言いました。「少年よ!嘆くのはおよしなさい。貴方の祈りは神様に届きました。さあ~その葉っぱを出しなさい」
と言って天使は持っていたステッキをかざしました。するとそのステッキから星の様な光が出て葉っぱに当たりました。
星の様な光が当たった緑の葉っぱは見る見るうちに赤くなって行きました。少年はそれを見て「わあ~なんて綺麗な花になったよ!」と少年はビックリしました。
そして、綺麗になった花を持って牧師さんの所に行ってプレゼントをしました。綺麗な花を貰って牧師さんは大喜び。
クリスマスの時にポインセチアを飾る風習にこれからなったと言われています。「一つの逸話に創作を加えました。」
少年の真心がただの葉っぱを綺麗な花になった物語でした。