シュトレンはドイツのドレスデンで生まれたお菓子と言われています。1329年の記録に残っています。
今から700年以上の昔からあったのですが、シュトレンがクリスマスに食べられるようになったのは諸説は色々ありますが、今日では「イエスキリストのおくるみ」と今日では言われる事が一般的です。
又シュトレンと言う王様がいて、クリスマスを祝えない貧しい人に配ったケーキが始まりともいわれてますが、本当のところは分かっていません。
しかし、今はドイツだけでなく欧米諸国と共に、日本でもケーキ屋さんや、外国雑貨店や大手のスーパーマーケットでも販売されています。
シュトレンは日持ちするので、クリスマスイブだけでなく12月に入ると少しずつ切って味わいながら、クリスマスを待ち望むのも楽しいでしょう。
私も知人から頂いてもうほとんど食べました。ドライフルーツと生地がまじわり、周りに粉砂糖がまぶしていますが、不思議なことにそれ程甘く感じないのが不思議です。
ドイツではレープクーヘン、プレッツヒェンなどクッキーも有名です。レープクーヘンは香辛料を生地に練り込み蜂蜜とシナモン、グローブ、コリアンダーなどが入って独特の風味が有ります。
これらのお菓子はドイツのクリスマスシーズンにマルクト広場「市街地のメインの広場」でクリスマスマーケットが各地に展開されますが、シュトレンやレープクーヘンだけ販売している屋台があちこちにあります。
又日本では食べることが出来ないのですが、木の実を固めたお菓子も存在します。私がクリスマスの森サンタクロースミュージアムを経営している時何度もドイツに行きましたが展示会場に販売していたこの木の実のお菓子の美味しさは今も忘れる事が出来ません。
もし出来るならこの木の実のお菓子を輸入販売するか、日本で作る事が出来たら素晴らしくて、美味しいスイーツのお披露目出来たらいいなぁ~と思います。
お菓子には不思議な力があります。食事は主食はお腹いっぱいにして、栄養素を考えて健康維持の為食べます。
スイーツはよく別腹と言いますが、食後にたべたり、ティータイムの時に食べたり、憩いのひと時に食べます。
これは五臓六腑を満足させる事だけでなく、心に響く何かがあります。心寂しい時に慰められることや、友人に訪問する時のお土産にしたりします。
昨年のちょうど1年前のクリスマスシーズンの時、アメリカに住んでいる娘に会いに行きました。
大きなスーツケースに日本のお菓子をいっぱい持っていき、孫たちは大喜びしてくれました。
この様にお菓子は不思議な魅力を持っています。クリスマスに国よって違いが有りますがスイーツを楽しむことが人の喜びを作りだす一つの大切なアイテムになります。
そのうちサンタトゥルーランドも何かオリジナルのスイーツを作りたいと思っています。皆様の中でアイデアがあるなら、ぜひ一緒に作ってみませんか?